犬から人間へ感染する病気③【エキノコッカス・フィラリア】
2014/06/15
犬から人間へ感染する病気①【狂犬病・レプトスピラ病】
1・狂犬病
2・レプトスピラ病
犬から人間へ感染する病気②【ブルセラ病・パスツレラ症等】
3・ブルセラ病
4・パスツレラ症
5・エルシニア症
犬から人間へ感染する病気③【エキノコッカス・フィラリア】
6・エキノコッカス症
7・イヌ回虫症
8・皮膚糸状菌症
補足・イヌ糸状虫症(フィラリア症)
6・エキノコッカス症
◆原因 :経口感染
◆潜伏期間:3年~十数年
◆症状 :肝臓の異変・黄疸等
◆治療法 :外科手術
◆治療費 :手術代十数万
◆危険度 :★★★☆☆
日本では北海道のみでもられる寄生虫で1年で10人以上が感染しています。
キツネが主に保有しており、症状がでるまでかなりの長いスパンがあります。
1・2年事に血液検査を受けていれば全く心配はいらないですが、
ほかっておくと脳まで登っていき死んでしまいます!!
でも手術での治療しか方法がないのでガクブルですよね。
また、人間にとって恐ろしい寄生虫として認定されているので、
感染者が発見されたら報告をしなければなりません。
7・イヌ回虫症
◆原因 :経口感染
◆潜伏期間:
◆症状 :移動した臓器によってまちまち。ただ、失明の可能性有り
◆治療法 :抗線虫薬
◆治療費 :薬代として数千円以下
◆危険度 :★★☆☆☆
基本的にはこの感染症はさほど怖くはありません。
ただ、失明の可能性があるというのはビビりますよね。
抗線虫薬(駆虫薬)というのは、症状を直すというよりは寄生虫を体から出す。
という意味合いの薬なので、安心感はあります。
寄生虫が完全に体から出たかは血液検査でしか調べる方法がないので、
薬を飲み始めてから2週間後に検査するのがよいでしょう。
8・皮膚糸状菌症
◆原因 :ペットとの接触
◆潜伏期間:
◆症状 :かゆみ
◆治療法 :抗真菌剤
◆治療費 :薬代として数千円以下
◆危険度 :★☆☆☆☆
皮膚糸状菌症と言われてぱっと理解できる方は少ないと思います。
「しらくも」と言えば分るでしょうか?
まだわからないですよね。
では、水虫といえば分かるでしょうか?
何となくわかりますよね。
私たちにとっては、一番身近で青春時代のトラウマの元凶ともいえる病気です。笑
この感染症は感染部分によって名称が分かれていて、それぞれ
足の裏・・・水虫
爪・・・・・爪水虫
股間・・・・いん○んたむし
と呼ばれています。
小・中学生がいじるのにもってこいな病気ですよね。
特に恐ろしい病気ではないので、症状が出たら近くの薬局か皮膚科に行きましょう!
そうかつ
犬から人へ感染する病気はペットる通信で上げた8つを覚えておけばよいでしょう。
一応【イヌ糸状虫症=フィラリア症】も人間に感染しますが、
ほとんどの人間の白血球が駆除してくれて感染はしません。
人と犬の距離が近くなった分、犬を外で飼うのも可哀想!という声もあったりするので、
本来の「人間と動物」の線引きをきちんとする必要があります。
飼い主が病気でペットを飼えなくなったら両者とも得はしないので、
愛犬の為にあまりにも近すぎる関係はやめましょう!
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