犬・猫のマッチング・ブリーダーサイトの危険性
2014/03/24
先日、ベビーシッターのマッチングサイトで乳児が死亡するという事件が起きました。
ポータルサイトという言葉は一般的にも知られていましたが、
マッチングサイトという言葉はこの事件をきっかけに広く知られるようになりました。
今回は人命に関わる事なので、大々的に事件としてニュースになりましたが、
常日頃からマッチングサイトのトラブルは起きております。
ペットのマッチングサイトでももちろんあります。
☆情報が不十分
☆サイト運営者がブリーダーを必要以上に庇う
☆ブリーダーの接客態度
☆余程の悪徳じゃなければ登録を許してしまう
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☆情報が不十分
問題点の一つに、
販売者の情報が不十分というのがあります。
これは正直なところデリケートな部分と私は認識しております。
ポータル要素が強いペットるの課金方法は「ペット掲載数」で費用を頂きますが、
完全なるマッチングサイトの場合はサイト経由で売ったら発生する「成果報酬」なので、
情報を出してしまうと成果報酬分(2万円~3万円)を上乗せされていない
自社のホームページ等から買われてしまいます。
マッチングサイトは必要最低限の情報しか出す事が出来ないので、
生体のトラブルも発生しやすいのです。
☆サイト運営者がブリーダーを必要以上に庇う。
事業所名が隠れているサイトの仔犬のお問い合わせ画面には
下記のような事がどのサイトにも記されています。
・複数の子犬に連続して問い合わせる行為は禁止
・同時に複数の子犬の問い合わせはお控えください
この様にサイト運営者がなるべく一人のブリーダーから買わせようとする行為があり、
その後も問い合わせをしたお客様に運営者から経過の報告を強いられます。
また、「クチコミ」という評判機能がありますが、
ブリーダーに仔犬を一匹でも売らせようとしているので、
不都合な口コミの削除は常習的に行われております。
☆ブリーダーの接客態度
数々のお客様(飼い主)のクレームの中でこの問題が大多数を占めます。
なまじサイト運営者がブリーダーを神様のように扱うので、
「ブリーダー>>>お客様」の構図になってしまうのです。
他業種のマッチングサイトでも匿名性が高ければ同じような事はありますが、
ペット関係は特にそれがひどいです。
☆余程の悪徳じゃなければ登録を許してしまう。
これはペットるにも当てはまります。
流石にお客様からクレームがあれば、
事実確認をしてショップやブリーダーの方に問題があれば登録は抹消しますが、
ネット上で特に問題がなければ初期登録は許可します。
1件でも登録が欲しいのは運営者の本音でして、
サイトの登録者が増えれば増えるほどお問い合わせも増える!というのが通説なので、
「疑わしきは罰す」という決断が出来ないのは、どの運営者共通の課題です。
そうかつ
マッチングサイトを利用するお客様は、サイトの善し悪しで運営会社を想像する事がしばしばあります。
かくいうペットる運営会社の「株式会社じむや」もかなり大きな会社に間違われます。
でも実際は従業員数人の零細企業で、代表取締役の堀田は26歳の若輩者です。
今の時代大規模のポータルサイトやマッチングサイトの運営は小規模な会社がランニングコスト的にも有利で、
初期制作費用が300万円もあれば依頼したら構築してくれるでしょう。
サイト運営者の情報も大切な判断要素としてチェックするのは当たり前の要素です。
余裕があれば運営会社に電話して、社長と話して人柄をチェックするとより良いです。
基本的にWEBを生業とする会社はお客様対応がイマイチなので、
社長(または責任者)の会話の仕方である程度どんな会社かわかります。
安心できるペットのマッチングサイトなら「ペットる」
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