ペットショップvsブリーダー②【結局どちらも変わらない】
2014/07/10
前回の続きです。
ただし、ブリーダーが買い手を騙す心配があります。
2013年9月の動物愛護法改正がそれを物語っています。
ちょくちょく話題に出していますが、前回の法改正で「対面の義務付け」が加わりました。
簡単に言うと「ネット通販でペットを買ってもいいけど、一度実物を見てからね」という事です。
実質的に通販の意味をなしていないですよね。
この法律が出来た背景に、ブリーダーとお客さんとの生体取引のトラブルがあります。
例を上げると、
・買って1か月で死んでしまった
・明らかに違うペットが届いた
等です。
ペットショップ側の圧力が全くなかったとは言えない改正ですが、
上記のようなトラブルが発生しているのも事実なのです。
ブリーダーサイトは成果報酬なのでブリーダーの名前等最低限の情報しか出せませんが、
それが逆に好都合と思ってらっしゃるブリーダーの方もいます。
某有名なブリーダーサイトさんの場合は評価に「悪い」が付いたら消しているので、
ますます買い手側の見極めが必要になります。
ペットショップから買うよりもブリーダーから買った方が良い!
というのは本当ですが、それはあくまでシリアスブリーダーから買った場合のみです。
現在ブリーダーの大半は「職業ブリーダー」と呼ばれる方々で、
ペットショップで見かける犬のほとんどが「職業ブリーダー」の子犬です。
そうなると、結局ブリーダーから購入しようが、ショップから購入しようが、
子犬の質は変わらないのですね。
また、パピーミルの方が悪徳な店舗よりも多いですし、
評判も店舗と比べると情報収集が難しいです。
子犬にとっての環境がいいブリーダーか
人間にとっての保証がいいペットショップ
どちらか好きな方を選べば良いです。
そして、それらを総合的に考えた結果が
【優良なブリーダー】>【優良なショップ】>>>>|越えられない壁|>>>>【悪質なショップ】>>【悪質なブリーダー】
という訳です。
そうかつ
ちなみに「最低限の情報しか出せないのが好都合」というのは、
あるブリーダーさんが本当に言っていた事です。
「ペットるは情報が出せすぎるから登録しない」とはっきり言われました。
そこまで考えてこのようなデザインにした訳ではなかったですが、
結果オーライという事でいいんでしょうか?
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