【アクアリウム】年間の海水魚のランニングコスト(約70,000円)
2014/03/30
☆餌・・・・・月300円×12ヶ月
餌代はかなり安く済みそうです。
海水魚用の餌があるので、魚にあったものを選びましょう。
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☆フィルター・照明・ポンプ・・・・・月1800円×12ヶ月
ここからです。
ここからが熱帯魚の維持費の本領発揮です!
これは一般的な上部フィルター・蛍光灯2本と少し強力な水流ポンプの値段で計算してます。
【アクア】海水魚を飼う前の初期費用(20,000円~60,000円)
で紹介通り、淡水魚の何倍も有害物質が発生するため、水流が隅々まで届くポンプの方が良いです。
☆ヒーター・クーラー・・・・・月3,000円×12ヶ月
海水魚の水槽の水温は22℃~27℃の間が適切とされています。
その為に、常にどちらかは入れっぱなしにしておく必要があります。
春・秋はそこまでかからないと思いますが、
夏と冬が月に1万円近くまで上がることがあるそうです。
☆人工海水・・・・・月800円×12ヶ月
こちらも淡水魚より手間がかかる部分です。
海水系の水槽の立ち上げは水質が変化しやすいので、
淡水魚でなんなく立ち上げに成功しても海水魚で失敗する事は良く聞く話です。
そこでポイントを押さえて、おおまかに流れを説明します。
①水槽を組み立てて人工海水を投入。必要があればライブロックやバクテリア剤も投入。
↓1週間~2週間後
②死ぬ前提のパイロットフィッシュ(テストフィッシュとも言う)を投入。餌は翌日から。
↓2週間後
③生きる前提のパイロットフィッシュを投入できる。
ここから様子を見て他の魚が投入できるようになって来ます。
この先は20%~30%の海水を月に1~2回程変えてあげます。
はい。色々突っ込みたいところがあると思うので、説明していきます。
最初に用語を説明します。
【ライブロック】は微生物が付いた岩。濾過的にはあまり必要ないが、見た目が海っぽいので入れても良い。
【パイロットフィッシュ】危険な役割を持った神風特攻隊みたいな1番槍。スズメダイ系を入れると良い
用語を理解した上で②です。
死ぬ前提というと語弊があるかもしれませんが、立ち上げてから2週間後ぐらいに
亜硝酸という危険な物質が発生するので死んでしますのです。
その後は減少していき、屍を超えて2番槍(パイロットフィッシュ)が戦場に行って、
平民(普通の海水魚)を移住できるのです。
これが一番早く水槽を立ち上げる方法です。
死ぬ前提のパイロットフィッシュがいなくても立ち上がりますが、1か月半は時間が欲しいです。
そうかつ
ちゃんと飼育するなら年間で7万の維持費はかかりそう。
淡水魚は雑草魂で多少強く生きてけるが、海水魚は箱入り娘というイメージで扱うと良い。
7万って聞くと、他のペットより高い印象があるが、魚の病気で専門医に見せに行くって事はあまりないので、
そこの部分ではあまり心配がいらなくも感じます。