【昆虫】カブトムシ・クワガタに必要なランニングコスト(約600円)
2014/03/22
1匹あたりにかかる年間のランニングコストをざっくりまとめます。
☆餌・・・・・月40円×12か月
カブトムシやクワガタのエサの基本はゼリーです。
栄養価が高いものが出てくるようになって、通常よりも長生き(1.3~1.5倍)するような
ゼリーも売られています。
クワガタは小食なので1週間に1つでよいですが、
カブトムシは1週間に2つほど用意しておいたほうがいいかもしれません。
他には、スイカ・メロン・バナナなど、フルーツも餌として代用ができます。
スイカやメロンやキュウリ等の水気のあるものは下痢を起こし、寿命が短くなりますので、
与え過ぎないようにしましょう。
逆にバナナやリンゴはカブトムシ・クワガタに合っているのでこちらをメインとして与えましょう。
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☆マット・・・・・月40円×4か月
昆虫の床材のマットは消耗品です。
特に幼虫を育てる場合は適切な時期に交換が必要です。
交換の目安としては、2か月~3か月に1度ぐらいの頻度であれば問題はないです。
それ以外の交換時期の目安として、
・糞やゼリー等でマットが汚れて匂いがきつくなった時
・マットが細かくなった時
が交換時期でもあります。
☆菌糸ビン(一部のクワガタのみ)・・・・・月300円×4か月
オオクワガタ等を大きく育てたい!という場合には菌糸ビンが有効です。
交換時期もマットと同じぐらいの期間です。
それ以外の見分け方は食痕が3分の2ぐらいまで来たら交換してあげましょう。
ただし、一部のクワガタのみにしか使えず、価格も高いです。
詳しくは
「【昆虫】カブトムシ・クワガタに必要な初期費用(2,000円~3,000円)」
で説明しています。
そうかつ
普通に飼うだけなら、1匹あたりにかかるカブトムシ・クワガタのランニングコストは年間600円ほど。
本格的に商売としてブリードするならクーラー代や設備等で費用はかかりますが、
実際には1匹しか飼わないという事はないので、複数であれば半額近くまで落とせると思います。
ちなみに、菌糸ビンの発展でオオクワガタ価値がダダ下がりになった代わりに、
今はミヤマクワガタの時代になってきています。
70mmを超えた場合は同じサイズでも倍の値段が付けられているようです。
~参考価格~
オオクワ70mm・・・・・2,000円~3,000円
ミヤマ70mm・・・・・・・5,000円~6,000円
昔は私も岐阜の山奥に昆虫採集に行っていましたが、
ミヤマクワガタは1回しか捕獲した覚えがありませんでした。
もしミヤマの効果的な飼育方法を発見できれば、
3年ぐらいはうはうはになる事間違いないですね。
技術の発展がすべてを幸せにする事はないといういい例ですね。