鳥のペットとしての現状や飼いやすい種類【人気な種類の名前等】
2014/06/23
☆鳥のペットとしての現状
☆飼いやすい鳥
☆鳥のペットとしての現状
ペットとして飼うなら犬や猫!
と考える方が大半の現在。
鳥類をペットにする人は1980年代の約30年前は10%弱と犬とほぼ変わりませんでした。
猫よりも飼育者が多かった時代です。
ですが、2000年代に入ってから飼育者の人口は3%を切り、
以降2%を行き来しています。
こんなデータを晒すと
「鳥のペットは魅力がない」
と思われる方がいるかもしれません。
断言しましょう!
断じてそんな事はありません。
鳥を飼う人の人口が減ったのは、
・他のペットの相対的選択肢が増えた
・鳥の輸入規制がきつくなり、値段が上がった
事により、ブリーダーや鳥類専門店の利益の確保が難しくなり、
市場の規模が縮小した為、飼い主の減少にも繋がったのです。
鳥の購入単価は犬猫に比べだいぶ低いので、
収入が少ないのは仕方がないですね。
上記の結果から、決してペットとして鳥は飽きられている訳ではない!
と私は考えます。
日本経済は上向きとは言え、まだまだ末端の私たちにまでは恩恵が来ていません。
そうなってくるとペットが欲しくても、
経済的負担の大きい犬や猫を飼えない家庭もいるでしょう。
そういった方々へのアピールが出来る若い人材(ブリーダー)と
若い人への投資が出来るベテランが増えてこれば、
ペット業界の「不動の3位」に返り咲く事も難しくないと思います。
☆飼いやすい鳥
鳥には色々な種類があり、ペットとして飼われる鳥は「愛玩鳥」と呼ばれます。
◆インコ類・オウム類
◆フィンチ
◆猛禽類
◆家禽類(かきんるい)
◆インコ類・オウム類
・インコの代表的な鳥・・・・「セキセイインコ」「ボタンインコ」等
・オウムの代表的な鳥・・・・「オカメインコ」「キバタン」「オオバタン」等
・飼いやすさ★★★★☆
小さい鳥が「インコ」・大きい鳥が「オウム」というのが
世間一般の認識だと思いますが、厳密にはっきりとした違いはなく、
曖昧に分類されています。
大型インコと呼ばれる最大1mになる「コンゴウインコ」
という品種もいますので、大きさで判断はつけられないです。
しいて言えば、
スタイリッシュで尾が長い種類が多いのが「インコ」
頭が大きくトサカがあり、尾が短い種類が多いのが「オウム」
です。
この2種類はとても世話が楽で、鳥の中では初心者向きとされています。
・ペットが不可な物件でも大抵は容認してくれる
・犬や猫みたいに糞の臭いが大変じゃない
・人間とコミュニケーションを取ろうとして声真似をする。
また、「手乗りインコ」なんて言葉もある通り、
人間にかなり懐いてくれます。
ただし、知能が2歳児程あり、
寂しがり屋な性格の個体も多い為、
不安になったりすると大きい声で鳴いたりします。
マンション住まいの方は気をつけましょう。
~参考動画~セキセイインコです。
◆フィンチ
・代表的な品種・・・「十姉妹」「コキンチョウ」「文鳥」「カナリヤ」「メジロ」等
・飼いやすさ★★★★★
フィンチの特徴はスズメに近い容姿をしています。
特に嘴(くちばし)はインコの様に鍵の字型ではなく、
アーモンド型をしています。
また、高級フィンチと呼ばれるペアで数万するフィンチも存在します。
「ヒノマルチョウ」や「ダイヤモンドフィンチ」等が高級と言われています。
飼いやすさに関しては、インコに比べて知能は劣るものの、
サバサバしていて鳴き声も大きくないので、★5つです。
手乗りも難しくありませんが、声真似は出来ないので注意。
◆猛禽類
・代表的な品種・・・「フクロウ」「ハヤブサ」
・飼いやすさ★★☆☆☆
猛禽類は鋭い爪を持ち、肉を食べる鳥類です。
その為、鳥の頂点に君臨する種類になります。
最近では、フクロウカフェというものも存在し、
フクロウのペットとしての需要も増えていますが、
飼育するのが簡単な訳ではありません。
特に餌やりに抵抗があるかと思います。
冷凍マウスをあげるだけでなく、
定期的に生きた小動物を与えないと栄養失調になる事もあるので、
若い女性には少々敷居が高いかもしれません。
◆家禽類(かきんるい)
・代表的な品種・・・「鶏(にわとり)」「家鴨(あひる)」「ウズラ」等
・飼いやすさ★★★☆☆
「家禽類」という言葉は、あまり馴染みのない言葉ですが、
要するに家畜として利用されている鳥になります。
家禽類はペットとしてはあまり飼う事はないと思いますが、
ある程度適当に飼育しても問題はないので、★3つにしました。
そうかつ
ちなみに、
犬をブリードするところは「犬舎(けんしゃ)」
猫をブリードするところは「猫舎(ねこしゃ)・キャッテリー」
と言いますが、
鳥をブリードするところは何ていうか知っていますか?
正解は「禽舎(きんしゃ)」です。
インコやフィンチの生体情報を知りたいなら「ペットる」