犬がペットにふさわしい理由【怪我や感情が理解できる?】
2014/06/06
今現在世界に種別の固有名詞がある生物は約175万種いるが、
まだ発見されていない名前のない生物は700万種にのぼると言われている。
ではその中でペットとして共に共存が出来て、
人間の感情を理解できる動物はどれくらいいるのだろうか?
おそらく0.001%程。
今回、その中でも特に人間と相性の良い『犬』について紹介します。
☆犬とは?
☆犬の行動の意味
☆犬は人間を理解している
☆犬とは?
ご存知犬と言えば人間が最も好む動物ですが、犬は今現在約330種存在が確認され、約180種をスタンダードな血統として認めています。
また、一番古くに家畜化されたペットでもあります。
犬の特徴は特に嗅覚と聴覚にみられます。
嗅覚は人間の約100万倍近くまで嗅ぎとれて、匂いの種類によっては最大で1億倍まで嗅知ができると言われております。
聴覚は最大47,000Hzの周波数まで聞き取れて、人間(20,000Hz)の2倍以上です。
実際の音に関しては、人間の4倍~16倍程聴覚が優れています。
☆犬の行動の意味
犬とは上記のような動物ですが、明確な実験がなくても、尻尾のおかげで多くの人は犬に感情があると思っているでしょう。
古くから尻尾の動きに意味があると漠然と言われておりました。
小刻みに素早く振る・・・・・非常に喜んでいる
ゆっくり振る・・・・・・・・喜んでいる
水平・・・・・・・・・・・・興味がある
立っている・・・・・・・・・威嚇や警戒
2007年にイタリアで行われた研究では、犬は嬉しい時に「左脳」が活性化して、尻尾を「右側」にふり、逆に恐怖やストレスを感じた場合は「右脳」が活性かして、尻尾を右側に振るという事がわかりました。
これらは犬の本能で、人間が熱いものを触った時とっさに指を引っ込めるようなものです。
また、尻尾以外にも犬の行動に意味があります。
【喜び】
・跳びついてくる
・体を寄せる
【悲しみ】
・顔が下にうつむく
・目線を外す
【威嚇や警戒】
・毛を立てて牙を向く
・耳を立てる
等々
他には負けた相手や目上の相手には、一番弱い部分であるお腹を上に向けて服従を誓います。
☆犬は人間を理解している
犬と人間がベストパートナーとして相応しい理由があります。
それは人間の異変に気づくことができる動物だからです。
①臭い
人間は怪我や骨折をすると、犬にしか分からない臭いを出すと言われております。
よくドキュメンタリーなんかで「飼い主がピンチの時に犬が助ける」
という行動もこういった臭いを出しているから犬が気付くのです。
逆にバラエティ番組で「飼い主が怪我をしたフリをしたら犬はどの様に行動するか?」
みたいな番組がありますが、実際には怪我をしておらず匂いが出てない為に、トンチンカンな行動をする犬が多いのです。
②感情
ハンガリーの研究で約200種類の音を聞かせて、人間と犬の脳の神経を撮影した結果、双方とも同じように処理している事が明らかになりました。
他にも悲しんでいる人間に対し、餌の見返りを求めず慰めてくれる行為やいくつもの生物の画像を見せた時に、人間の写真にだけ特別な反応をする事も見受けられました。
以上の事から犬は人間の事を理解している!と断言しても良いでしょう。
そうかつ
ちなみに、オオカミと犬は祖先が一緒と言われおりますが、
犬には第2次社会適応期が無い為、
人間と共存が可能なのです。
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