獣医師になる為の資格や方法【年収は平均500万円!?】
2014/05/02
近年、ペット産業が多様化してペットシッター、ペット専門の葬儀屋、
はたまたペットの思い出の写真をつくるといった、人間に近いサービスを提供する職業が増えて来ました。
その中でもペット関係の仕事で有名な職業と言ったら、ブリーダー・トリマー、そして獣医です。
この3業種がなければ今のペット業界は成り立たないでしょう。
今回は獣医師にフォーカスを絞っていきたいと思います。
☆獣医師とは?
【ペットの病気の予防,診断,治療を生業とする者】です。
犬や猫といったメジャーなペットから馬や牛等も診察します。
☆どうやったら獣医師になれる?
獣医に成るためには「獣医学部」のある大学へ進学する事が大前提です。
ですが、獣医学部・学科のある大学(全国16校)は、募集定員は全大学を含めても千人前後とかなりの少数で、
偏差値も60前後は必要の狭き門です。
難易度的には
医学部>獣医学部>>薬学部
といった具合になります。
また、獣医学部も6年制の大学になります、
上を見てもほとんど人間の医学部とあまり変わらないと思いになると思いますが、
学費においても
公立の大学で400万以上。私立なら約3倍の1400万以上の学費は必要です。
それに加え、6年分の生活費も必要になるので、学費についても難関と言えるでしょう。
当たり前ですが、獣医の講義が修了したら、「獣医師国家資格試験」に合格しなければ、
獣医としては働けないので常に勉強は必要になります。
ですが、合格率は90%以上なので真面目であればさほど問題ではないでしょう。
そして問題はここから!
無事に資格も取得して卒業も問題ない。
後は就活だけ!
でも獣医師の需要は非常に少ないのが現状です。
しかも、就業しても独立をしない限りはサラリーマンと同等ぐらいです。
(新卒で動物病院に勤務しても20万前後)
世の中の「部長」と呼ばれる役職と雇われ医院長の場合は、部長の方が給料は多いです。
医院長という肩書きでもなかなか年収で600万は超えません。
独立した場合の年収は1000万超える方も非常に多くいますが、
人間の病院と労力が一緒ぐらいなのに収入はうんと低いので、
好きじゃないとやってられないのが獣医師の仕事です。
そうかつ
獣医師はとても難しく、とてもお金が必要になる職業ですが、
その割に見返りの少ない職業と言っても良いでしょう。
「勉強がものすごくできるエリートが努力をして、周りを蹴落としてようやく手に入れた1000万円」と
「グータラに生きてきたボンボンが、コネで大企業に入って手に入れた1000万円」
どちらも同じなんですよね~(>_<)
それでも、日本は格差が少ない国と言われていますので、もどかしいですよね。
この記事を書いていてふと考えましたが、ペットの薬局というのは存在しているのでしょうか?
少し気になりますね。
調べてまた記事にしたいと思います。
ペット販売情報のポータルサイト「ペットる」