トリマーになる為の資格や方法【給料は安い?】
2014/04/30
今回はトリマーになる為の資格や方法等を紹介します。
☆トリマーとは?
☆トリマーになるには?
☆トリミングサロンの現状
☆トリマーとは?
ペットの美容師というのが一般的な認識ですが、他にも爪切りや耳垢掃除等もトリマーの仕事です。
呼び方も「トリマー」だけではなく、海外では「グルーマー」と呼ばれたりします。
全国に15,000人~16,000人のJKC(ジャパンケンネルクラブ)の資格保有者がいます。
8割が犬ですが猫やうさぎのトリミングをしているとこもあります。
☆トリマーになるには?
ブリーダーになるには最低限の知識があればなれますが、
トリマーはなんと言っても「技術」が必要になりますので、修行が必要になります。
※独立するならどちらも動物取扱業が必要になりますが、 従業員として働くだけなら資格はいりません。
一般的には専門の学校に通う方が大半です。
トリミングサロンにいきなり入る方もいらっしゃいますが、専門学校に比べるとそこまで数は多くありません。
入学から卒業までの学費は大体200万~400万ぐらいです。
専門学校の中には「就職率○○%!」と言ってはいますが、
実際は宣伝している70%ぐらい、トリマーとしてちゃんとしているとこへの就業なら30%以下です。
ただ、「トリマーの国家資格」というものがないのが現状なので、
専門学校に入る事が正しいとは思いません。
ジャパンケンネルクラブ(JKC)が発行する公認のトリマーライセンスという有名な
「民間資格」は国家資格の代わりとして認識されています。
合格率も平均で90%以上と非常に取得ができやすい資格になります。
トリマーの資格が取れる!とうたって短期で数十万の通信教育もありますが、こちらは全くおすすめ出来ません。
☆トリミングサロンの現状
トリミングサロンは、思っている以上に厳しい世界です。
トリミングによく来てくれる常連の方は、それはそれはペットを溺愛している方が多いので、
未熟な腕でトリミングして傷付けたりしてしまったら、店の評判にも関わってきます。
その為、厳しく指導しているので離職率は低くないのです。
逆に、癖のあるお客様を自分のファンに出来るようになれば、
自分でトリマー 兼 経営者として成功するはずです。
また、トリマーは需要(お店)に対して、供給(就職希望者)が多いので、
給料も15万以下とかなりの薄給です。
そうかつ
一見すると可愛くてお洒落なお仕事!に見えますが、実はこんなにもど根性なんですね。
人間の美容師も荒れてとても20代とは思えない手をしてらっしゃる方もいますしね。
独立を考えていてトリミングだけしか業務を行わないのであれば、300万円ぐらいあれば余裕で開業できます。
僕のお客さんでプレハブの小さい店舗で独立する人も多いので、
外観をお洒落にしたら違和感はないと思います。
ちなみに、運送代や組み立て等もろもろ込のプレハブで100万円ぐらいです。
あと、外観を塗装会社や看板業者に50万円ぐらいで依頼すれば汚らしいイメージは全くないはずです。
上記以外でも店舗を持たず、趣味として独立をする「出張トリマー」という形態のトリマーも増えています。
儲けはすくないですが、その分開業費用もほとんどいりません。
ペットの生体販売情報サイト「ペットる」