イタリアングレーハウンドの子犬を探すなら「ペットる」
2015/03/23
イタリアングレーハウンドを探しに「ペットる」へ(´・ω・`)
①イタリアングレーハウンドのデータ
②イタリアングレーハウンドの歴史
③イタリアングレーハウンドの特徴
④その他のグレーハウンドの見分け方
⑤イタリアングレーハウンドの性格
⑥イタリアングレーハウンドのお手入れ
⑦イタリアングレーハウンドの病気
①イタリアングレーハウンドのデータ
販売価格:12万円~(平均17万円前後)
人気度 :23位
しつけ :★★☆☆☆
吠える :★★☆☆☆
無駄噛み:★★☆☆☆
活発性 :★★★★☆
番犬性 :★★☆☆☆
飼い易さ:★★★★☆
※★が多いほど性質は高い
原産地 :イタリア
グループ:6G(視覚ハウンド・視覚獣猟犬)
体高 :オスメス共に約33~38cm
体重 :オスメス共に約3~6キロ
②イタリアングレーハウンドの歴史
イタリアグレーハウンドは「イタグレ」の
愛称で親しまれている小型の猟犬です。
寿命は15年程。
現在ではメジャーな犬種の一つですが、
意外にもその歴史はあまり分かってはいないのです。
祖先はエジプトに存在していたハウンドという事ぐらいです。
イタリアでは王室や貴婦人等に好まれ、
当時では絶大な人気を誇っていました。
1600年代にはイギリスにもイタグレが伝わり、
イタリアと同様に最も人気のある犬種となりました。
その後、1800年代にアメリカと日本に渡り現在に至ります。
日本での人気度は、
年間の登録数が「1941匹」で23位です。
主要な国のランキングは以下の通りです。
アメリカ・・・・・63位
フランス・・・・・100位圏外
ドイツ・・・・・・100位圏外
国土の狭い日本では大型犬人気はあまりないので、
必然的に小型のイタグレが上の方に来ますが、
アメリカの様な大きな国では違います。
日本では53位のロットワイラーですが、
アメリカでは11位とかなりの人気があり、
世界から見たら日本の犬の好みは特殊日本の犬の好みは特殊だという認識です。
③イタリアングレーハウンドの特徴
イタグレの特徴と言えば、やはりスレンダーな体系です。
デコピンしたら折れてしまいそうなぐらい足は細く、
小型犬で体重も軽いです。
それでも、ハウンドドッグとしての長所は生きており、
風を斬る様に素早く走る事ができます。
また、歩き方も特徴的で、
馬の名前から取った前足を大きく上げて歩く「ハクニー歩様」
重心の下に脚を持ってくる歩き方の「シングルトラック歩様」
等があります。
ハクニー歩様については、ほとんどの犬種で欠点とされていますが、
唯一、【ミニピン】と【イタグレ】のみ、
ジャパンケンネルクラブ(JKC)に認められています。
毛色は
・レッド
・ブルー
・フォーン
・ブラック
・シール(黒に近い茶色)
・ホワイト
・クリーム
・スレート・グレー
・イザベラ(淡い茶色に薄い紫色を加えた感じ)
等があります。
特に上から5番目までの色がベースカラーとして、
イタグレに最もよく見られる色です。
そして、白の毛色が混じった場合は上記それぞれの色の後に【ホワイト】
が付きます。
ただしホワイトは胸と足以外に出てしまったら欠点とされます。
他には、ブリンドル(虎毛模様)やブラックタンもNGです
ちなみに毛色とは関係ないですが、
目の色がブルーアイやオッドアイも欠点です。
④その他のグレーハウンドの見分け方
日本では、3種のグレイハウンドが人気です。
◆イングリッシュ・グレイハウンド
通常グレーハウンドと言えば、この犬種の事を指します。
3種の中で一番大きく体高は70~90cm。
明らかに大きいので一発で分かります。
◆ウィペット
ミディアムグレイハウンドと呼ばれていた時期があるが、
現在ではウィペットと呼ばれている。
体高は46~56cmの中型で性格は温厚。
筋肉が他のグレーハウンドよりあって細マッチョ。
毛色ではブリンドル(虎毛模様)はOK・シールはNG。
寒さに強いが、暑さに弱い。
◆イタグレ
日本でもっとも人気があり、もっとも小型なグレイハウンドハウンド。
体高は33~38cmで性格は無邪気。
(④イタリアングレーハウンドの性格で詳しく説明します)
筋肉があまり付いていない。
毛色ではシールはOK・ブリンドル(虎毛模様)はNG。
暑さに強いが、寒さに弱い。
基本的には大きさで分かると思いますが、
イタグレとウィペットでは大きさが希に似てくる個体もあります。
⑤イタリアングレーハウンドの性格
イタグレはとても穏やかです。
良い意味で人間に興味が薄い犬なので、
散歩中他人に飛びかかる事もありません。
吠える事もしないので、マンションでも十分飼育が可能です。
これは視覚ハウンドの特性で、
吠えてしまったら獲物に気付かれてしまいます。
その為、極力「音を立てない・体臭を臭わせない」様に改良されてきました。
対人関係のペットトラブルを心配するならオススメの犬種です。
しかし、人間に興味がない分しつけは多少苦労するかもしれません。
また、いかにも運動が好きそうなボディの通り、
とてもスポーティな犬種なので、
十分に走り回れるドッグランに定期的に連れていきましょう。
そうしなければ、ストレスで不健康な犬になってしまいます。
⑥イタリアングレーハウンドのお手入れ
◆ブラッシング
先ほど書いたものと重複してしまう点がありますが、
イタグレは基本的にシングルコートなので抜け毛は少ない犬種です。
しかも超短毛なので、ブラッシングは獣毛ブラシかシリコンブラシで
マッサージ代わりにしてもいいかな?という感じです。
ブリーダーや獣医なんかも「全くしなくても良い」
という意見の方は多いです。
◆シャンプー
こちらもブラッシング同様にほとんど必要ないと感じます。
ぬるま湯で体を流すだけでも十分。
どのみちシャンプーをやるにしても月に1回までです。
◆冬場の洋服
犬に洋服を着せるなんて人間のエゴだ!なんて意見もある世の中ですが、
イタグレに関しては洋服を着せるのはエゴではありません。
途中にも書きましたが寒さに弱いので、
むしろ動物愛護の精神だと思います。
ただ、西日本の冬なら必須ではないので、
あまり過保護にすると、飼い主に反旗を翻す事も考えられるので注意しましょう。
⑦イタリアングレーハウンドの病気
・骨折
・カラーミュータント脱毛症
・てんかん
・膝蓋骨脱臼
・進行性網膜萎縮症
以上がイタグレに良く見られる病気・症状です。
ここで話題にしたいのが【骨折】です。
皆さん骨折と聞くと「やっぱ足が細いから骨折しやすいと思ったんだよね!」
なんて考えておられる方いませんか?
残念(?)ながら足の方の骨折は見た目ほど多くはありません。
それでも、体高の2~3倍は跳ぶので家の中に不要な物は置かないで下さいね。
足に関して言えば、どちらかというとトイプードルの方が多いです。
イタグレの骨折ポイントはずばり「尻尾」です。
他の犬種に比べて長く細いのに、
ゴジラ松井ばりに思い切りフルスイングするので
壁に当たったらすぐに折れてしまいます。
多くの飼い主は折れた経験があるのではないでしょうか?
イタグレ本人が痛がらないケースも多く、
「お前 なんかちがくね?」という違和感だけで放置してしまう危険があるので、
どこかおかしいと思ったらまず尻尾を見ましょう。
そして、【カラーミュータント脱毛症】なんて言葉も聞きなれないと思います。
カラーとつく通り、ある毛色に良く見られる脱毛症です。
その色とは【ブルー】と【フォーン】です。
親犬からの遺伝的な病気なので、
ブリーダーから買うならそこのあたりもチェックしましょう
あとてんかんの薬を飲むとアレルギー反応を起こす場合もあります。
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