ビーグルのブリーダーの子犬を飼うなら「ペットる」
2014/10/29
ビーグルを探しに「ペットる」へ(´・ω・`)
①ビーグルのデータ
②ビーグルの歴史
③ビーグルの特徴
④ビーグルの性格
⑤ビーグルの手入れ
⑥ビーグルの病気
⑦ビーグルでの動物実験
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①ビーグルのデータ
販売価格:10万円~(平均15万円前後)
人気度 :17位
しつけ :★☆☆☆☆
無駄吠え:★★★★★
噛みグセ:★★☆☆☆
活発性 :★★★★☆
番犬性 :★★☆☆☆
飼い易さ:★★★★☆
※★が多いほど性質は高い
原産地 :イギリス
グループ:6G(視覚ハウンド・視覚獣猟犬)
体高 :オスメス共に約33~38cm
体重 :オスメス共に約7~12キロ
②ビーグルの歴史
ビーグルの由来はイギリスで、
体大きいハウンドと体の小さいハウンドが存在していた時に、
小さい方のハウンドをフランス語で「小さい」を意味する
「ビーグル」と名付けた事が由来となっています、
15世紀頃にはうさぎ狩りが流行しており、
ビーグルは狩りに最も適している小型犬と言われていました。
当時、女性や子供でも狩りが楽しめる扱いやすいスモールドッグが求められており、
楽器を奏でているかの様な鳴き声も相極まってビーグルの人気は高かったです。
その後、1642年にアメリカに渡り、
1800年後半に日本にやってきました。
2012年の日本の年間登録犬数は「3011匹」で20位となっております。
ちなみに、
アメリカでは・・・・「4位」
フランスでは・・・・「16位」
イギリスでは・・・・「18位」
ドイツ・・・・・・・「27位」
です。
「う~ん 良くもなく悪くもない」って感じですね。
世界的に見ても同じ様な評価の中、
何故かアメリカでは最上級の人気があります。
スヌーピーのモデルとして起用されたので、
その影響もありそうです。
③ビーグルの特徴
先ほども書きましたが、
ビーグルの特徴の一つに「鳴き声」があります。
普通の犬の場合は「ワンッ」と直線的に吠えますが、
ビーグルの場合は「ワォンッ」と管楽器の響く様な吠え方をします。
ウキペディアでも「森のトランペッター」と書かれていますね。
この特徴的な鳴き声を活かし、
遠吠えで仲間とのコミュニケーションを図ろうとする習性があるので、
住宅密集地やマンションではまずクレームが来ます。
全犬種の中で一番無駄吠えが多いとも言われていますので、
自分本位でビーグルを飼うのはあまりオススメできません。
ビーグルの良いブリーダーなら住居の聞き取り調査をしますので、
聞かれない場合はヨロシクないブリーダーという事になります。
また、ビーグルはとても食いしん坊で、
エサがあればあるだけ食べてしまいます。
本来犬が食べてはいけない、
【玉ネギ・長ネギ・ニラ・らっきょ・塩分や糖分が多い物等】
もゴミ箱を漁ってでも食べようとしますので、
キッチンには近づけさせない様にしましょう。
日本では、細かく分けると
・アメリカンビーグル
・イングリッシュビーグル
・薩摩(サツマ)ビーグル
の3種類のビーグルがおり、それぞれ微妙に特徴が違います。
◆アメリカンビーグル
一番小柄なのがアメリカタイプで、体高が38cm(15インチ)。
日本で普及しているビーグルのほとんどはこのタイプで、
ジャパンケンネルクラブ(JKC)の基準となっている。
◆イングリッシュビーグル
アメリカタイプよりも少し体が大きく体高が41cm(16インチ)で、
性格の違いはない。
◆薩摩(サツマ)ビーグル
普通のビーグルとは一線を引いて特徴的なのが、
このサツマビーグル。
体が一番大きく、15キロ~18キロ程もある。
バセットハウンドの血が流れており、顔も若干バセット寄り。
長い手足を持ち、白色の部分が多い。
日本では九州地方に存在しているが、
ブリーダーの数も極端に少なく、絶滅を心配する声もある。
性格は他の2つよりも忠義心が強い。
意外に歴史があり、
1897年にイングリッシュビーグルを元にして、
誕生したと言われています。
毛色は白・黒・茶を基本色としたハウンドカラー(トライカラー)であれば
【レバー色】以外の色なら全て認められています。
ただし、尻尾の先っぽと足もとはホワイトカラーが絶対です。
他にも、
・レッド&ホワイト
・レモン&ホワイト
・ホワイト&ブラックタン
・シェーデッドトライ
・ブルートライ
等の色もあります。
何故、レバー色がダメかと言うと、
本来生まれてくる色の劣化遺伝子だからです。
そういったカラーが出てしまう子は体が弱い傾向にあり、
JKCではスタンダードとして認められていないのです。
レバー色の場合、血統書の毛色の前に星(★)のマークが付けられます。
レアカラーとして割と高額で売る業者も存在するので、
気をつけましょう!
~参考動画~
④ビーグルの性格
ビーグルはとてもやんちゃでイタズラ好き。
人懐っこく、協調性もあります。
ハウンドドッグなので、
飼い主の事をこよなく愛します。
ですが欠点もあり、正直おバカな犬です。
高校だったら留年するぐらいです。
イギリスの調教師と学者が犬の知能テストを行った際に、
128犬種の中で【120位】という順位が付けられました。
基本的なトイレトレーニングすら苦戦するでしょう。
⑤ビーグルの手入れ
◆ブラッシング
ビーグルはダブルコートの為、換毛期(3月と9月らへん)以外でも
非常に毛が抜けます。
ビーグルは短毛なので、毎日ブラッシングしても、
普通のピンブラシやラバーブラシでは
なかなかうまく毛を絡めとる事はできません。
そういう時は【ファーミネーター】という
強力な抜け毛・死毛除去ブラシを使いましょう。
これを毎日やれば抜け毛は格段に減るはずです。
◆シャンプー
ビーグルは体臭がキツイ犬種なので、なるべく匂わせない為に、
月に2回ぐらいはシャンプーをしても大丈夫です。
あまりにシャンプーの回数が多いと、
本来必要なものまで洗い流してしまいます。
まずシャンプー前に【肛門絞り(マーキングに使う臭い液体を出す行為)】
を行います。
これが臭いの原因となっている事も多いので、
2週間に1回は行うとよいでしょう。
トリミングサロンでもやってくれます。
そして、流水音を出さないように、
33℃前後の水温で「足元→お尻→体→顔」の順で濡らしていきます
次にシャンプー剤をつけますが、耳の付け根と尻尾の付け根は油分が多いので、
しっかりと滑りをとります。
全身を洗い流す時はしっかりシャンプー剤が残らないようにします。
⑥ビーグルの病気
・クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
・アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)
・白内障
・緑内障
・椎間板ヘルニア
基本的にビーグル見た目からも分かる通り、非常にたくましい犬です。
飼い主が過保護にする理由はありません。
ただ、リスク管理の為ペット保険に入るのもよいでしょう。
私がオススメしているのは業界最安水準のペット保険なら【FPCペット保険】 です。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、
ホルモンが過剰に分泌される病気で、
「元気が無くなる・薄毛・痩せる・水分の摂取量が多くなる」
等の症状がでます。
軽度の場合は薬で治りますが、重度の場合は手術も必要です。
アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)は、
クッシング症候群とは真逆で、
ホルモンが過剰に【分泌されない】病気です。
あまり聞きなれない病名だとおもいますが、
この病気にかかる確率も0.04%ぐらいとかなり低いです。
症状はインフルエンザに似ていますが、
完治する事はなく、一生薬を飲み続ける必要があります。
その他、食欲が旺盛なのでパクパク食べ続けたら、
肥満になり椎間板ヘルニアを患う確率が上がるので注意しましょう。
⑦ビーグルでの動物実験
ここからは嫌な気分になる方もいらっしゃるかもしれませんので、
今まででビーグルについて大体分かったならば、
見ない方がよいかもしれません。
動物実験というと、モルモットを連想すると思いますが、
実はビーグルも動物実験によく使われる犬種なのです。
その理由は、
・人間に対して愛情がある(従順で攻撃性がない)
・個体の特徴の差があまりない
・たくさんの子犬を産む(1回の出産で平均して6匹)
です。
特に人間に対して愛情がある事は重要でして、
扱いにくい犬は実験動物には適していません。
「人間の事が好きなのに、その人間がひどい事をするなんて・・・」
という意見ももちろんあり、実験への激しい抗議が続いています。
また、獣医の卵が在籍する獣医大では、
ビーグルを使って手術の練習をします。
健康な状態なのにメスを通す訳です。