【ペットビジネス】動物園型ペットショップ・ペット付きマンション
2014/07/03
前回の【これからのペット産業】GPS付き首輪・爬虫類水槽のリース
の続きです。
☆動物園型ペットショップ
☆ペット付きマンション
☆動物園型ペットショップ
市場開拓度 ★★☆☆☆
参入のしやすさ ★★★☆☆
期待度 ★★★☆☆
このようなペットショップは数は少ないですが既に存在しています。
数多くのペットを展示してお客さんの動線を直線的に誘導するようなタイプですね。
ただ、僕が考えているのは直線的ではなく、曲線的な動線で見せ方も旭山動物園ばりのレイアウトです。
今のペットショップは展示のし方がかなり重要になってきています。
例えば、鉄格子のようなケージに入れてお客さんに見せるよりも、
木材のような温かい素材のケージのペットの方が2倍程売れ行きが違ってきます。
この時点で見せ方が重要と誰しもが分かることでしょう。
仔犬であったら、1匹でいるよりも2匹でいた方が戯れるので、より可愛さが増すのではないだろうか?
四角いケージという観念を捨てて、「コ」の字型のサークルで
お客さんが真ん中に入り観察できるようなレイアウトはどうだろうか?
ハムスターは地面付近に、猫は少し高めの位置から見えるのはどうだろうか?
等々、色んなアイディアが浮かんできますよね。
仔犬・仔猫という最強の素材を生かし、動物に負担を掛けず、
お客様の関心を引き付ける様な見せ方がこれからはショップには求めてられていくでしょう
☆ペット付きマンション
市場開拓度 ★★☆☆☆
参入のしやすさ ★★★☆☆
期待度 ★★★★☆
これも既に注目されつつあるビジネスですね。
世の中には捨てられたペットがかなり多く存在します。
そのペット達はどのような運命を辿るのでしょうか?
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保健所に連れてかれます。
【年間約23万匹】
~内訳~
・飼い主が保健所に持ち込む数 約5万(全体の2割)
・飼い主が不明で持ち込まれる数 約16万(全体の7割)
・怪我をしたペット 約2万(全体の1割)
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ペットを欲しがっている方や、飼い主が見つかります。
【年間5万匹】
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では残りは?
前置きが長くなりましたが、そんな残りのペットを救う為にもなるのがペット付きマンションです。
一部屋に保健所から引き取った猫1匹がいるという賃貸物件です。
この住居はペット好きな人が契約するので、誰一人誰一匹として損はしないビジネスモデルになります。
ただし、借り手と貸し手の考え方の相違が出てくる可能性があります。
このモデルはあくまで「賃貸」なので、お気軽に申し込む契約者が多いと思われます。
「出来ればペットのエサ代は出してほしい」
「もし病気になったらフォローしてほしい」
このような考えの契約者もいるでしょう。
ですが、こういった愛護団体のような方々は動物を大切にしてほしいという思いから、
厳しい条件を付けてしまう事も多々あります。
その認識のズレがなくなれば、こういった賃貸住宅も増えてくると思います。
そうかつ
ペット関係で「あんな物(事)があったらいいのになぁ」
という様なアイディアをお持ちの方がいらしたら、
是非ともご意見下さい!
ペット販売情報のポータルサイト「ペットる」